地球化学

対象とする物質:岩石や堆積物、隕石、大気、海水や陸水、火山ガスや熱水、生物など、天然に存在する物質すべてと、合成や実験によって得られた試料。

地球化学は、元素、分布、移動、変化等を扱い、隕石や月試料などの地球外物質を対象とする宇宙化学も含めて地球化学と呼ばれます。地球内部に存在する物質の構造とその進化、さらに地球表層や生命の誕生と進化などを「化学」を用いて探求する学問分野。  日本地球科学会

 

オリジナリティを考える

 

 オリンピックエンブレムとアンディウォーホル 指輪と単なる輪っかとどこが違うのか の記事を読んでどうにも腑に落ちないことがあります。それはオリンピックエンブレムとかアンディーウォーホルとか制作のツールが普及した同じ道具=PCを使えば皆が同じ作品になるということ。 手描きで制作されていたころは同じになりえるはずもなかったまる◎というかたち。これがPCに書かせれば全員同じ丸が描けることになる。 誰もがどこのデザイン事務所もが同じツールで描いているのだからオリジナリティーとはいったい何なのか。へたさ。いびつさがオリジナリティなのか。 指輪が他人の作った円形のものに似ていてそれを真似たと言えるのか。 同じ赤を使えば似ている、著作権侵害なのか。黒は黒であり、直線は直線なのだと。 見た目の第一印象がそう言わせるのか。 すばらしいとか説得力というのはいったいどこからきてどう立証可能なのか。

「化学反応ダイナミクス」

ダイナミクス(動力学)

運動に関わるような動的挙動(時間変化する挙動)分子運動であったり電子の移動過程であったり

ユリゲラーのスプーン曲げのようにプラチナはやわらかい

金属の硬いイメージとサイコキネシス

ユリゲラーがテレビ越しに超能力の念力を送り、それを受け取った視聴者が続々とスプーンを曲げました。超能力だと思ったのは、人々の金属に対する潜在的な硬いというイメージがベースにあり、スプーンのような硬い金属を曲げるなんてすごいと思ってしまうほど、皆金属の硬さを信じていました。今もプラチナは金属だから硬いと信じられています。現実には、金属はしなやかで手で曲げる事ができ、プラチナの結婚指輪も使用に耐えない柔らかさを持ち合わせています。こうした刷り込まれているイメージを取り払って、新しい創造がオリジナルに出会う一歩であり、固定観念から自由になり、指輪の素材も金やプラチナではなく、レアメタルで作ってみる時代になりました。

地殻で最も多い元素:酸素

地球上の生命は酸素を用いた燃焼エネルギーを得て生存しています

生物は地球上で酸素を利用して進化してきました。地面の中にある岩石、鉱石など地殻を構成する組成は二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化鉄。それらの重量の7割は酸素の重量です。地上の空気は2割が酸素:8割が窒素

 

酸素を運搬するヘモグロビン

ニッケルは毒で、なぜ鉄は毒ではないのか?

毒が毒として機能するのは、体内に入って毒の分子が細胞に影響し、たんぱく質を変性させることで支障となります。
一酸化炭素中毒というのは、体内のヘモグロビンが一酸化炭素を酸素と間違って結合してしまう(似ているから)酸素を体内に運べなくなることで起る中毒です。

 
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